路上をよく観察して見てみると・・・。 [イベント報告]
11月15日(日)
昼間の時間が本当に少なくなってきた・・・と実感。
午後3時で、空はもう夕方の様相でした。
昨日は、はるばる栗きんとんを求めて奔走した後、
ナディアパーク デザインセンターで、
愛知建築士会 名古屋6支部 創立20周年記念事業のメインイベントで
「楽しい建築・まち」 と題した記念講演会に参加しました。
講師は、藤森照信さんと赤瀬川原平さんという豪華なおふたりです。
ちょっと小さいですが、右が藤森照信さん。左が赤瀬川原平さんです。
藤森さんは建築史家であり、建築家でもあり、
その作品は本当の自然素材を使ったりして、とてもユニークです。
ご自宅は「タンポポハウス」といい、屋根でたんぽぽを咲かせています。
茶室の設計も多いのですが、まさに変わったものばかり。
その代表が高過庵(長野県茅野市)です。
赤瀬川原平さんは前衛美術家で、尾辻 克彦(おつじ かつひこ)
というペンネームで作家としても活動してみえます。
赤瀬川さんの自邸は「ニラハウス」といい、藤森さんの設計です。
ニラの花(白い花)が風になびく様子を以前雑誌で見て、びっくりしたものです。
こんな変わりもんのおふたり(ゴメンナサイ!)のトークですから、
そりゃあ楽しみにしていました。
トークは、おふたりが南伸坊さんらと結成している
「路上観察学会」でそれぞれ撮ってきた
風変わりな建築物、看板などを見ながら、そのおもしろさを語るスタイルでした。
その内のいくつかを、遠くの座席から撮らせていただきました。
それぞれ、撮られた時のエピソードや他のメンバーの評価などを交え、
会場は常時、大爆笑でした。
よーく、よく見てみてください。
そのおかしさが伝わってきませんか?
上がって、降りるだけの階段。
屋根から内部にまで入り込んだ植物が窓を突き抜けて外に出てる古い家。
とにかく文句がおかしい、看板。
こんなところによく建てたなあというピン角のビル。
そして、私がいちばんおもしろ~!と思ったのがこれです。
塀に映った木の影と塀の向こう側に立ってる木が、
うまく重なって、まるで1本の木に見えてしまう。
これは、ご本人たちも絶品だと言ってみえました。
何気に見過ごしている街並みにも、きっと同じような
「これ、おかしい」とか「意味がわからないけど面白い」
っていうものがあるんだろうなと、街角ウォッチングで
その面白さを探してみよう・・・と思いました。
また、路上観察を名乗る独自の組織 は各地にあって、
「路上観察学会」の存在は、
遠くは海外でもその名称が知れ渡っているということでした。
さてさて、この子は一体何をウォッチングしているのでしょう?
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講師は、藤森照信さんと赤瀬川原平さんという豪華なおふたりです。
ちょっと小さいですが、右が藤森照信さん。左が赤瀬川原平さんです。
藤森さんは建築史家であり、建築家でもあり、
その作品は本当の自然素材を使ったりして、とてもユニークです。
ご自宅は「タンポポハウス」といい、屋根でたんぽぽを咲かせています。
茶室の設計も多いのですが、まさに変わったものばかり。
その代表が高過庵(長野県茅野市)です。
赤瀬川原平さんは前衛美術家で、尾辻 克彦(おつじ かつひこ)
というペンネームで作家としても活動してみえます。
赤瀬川さんの自邸は「ニラハウス」といい、藤森さんの設計です。
ニラの花(白い花)が風になびく様子を以前雑誌で見て、びっくりしたものです。
こんな変わりもんのおふたり(ゴメンナサイ!)のトークですから、
そりゃあ楽しみにしていました。
トークは、おふたりが南伸坊さんらと結成している
「路上観察学会」でそれぞれ撮ってきた
風変わりな建築物、看板などを見ながら、そのおもしろさを語るスタイルでした。
その内のいくつかを、遠くの座席から撮らせていただきました。
それぞれ、撮られた時のエピソードや他のメンバーの評価などを交え、
会場は常時、大爆笑でした。
よーく、よく見てみてください。
そのおかしさが伝わってきませんか?
上がって、降りるだけの階段。
屋根から内部にまで入り込んだ植物が窓を突き抜けて外に出てる古い家。
とにかく文句がおかしい、看板。
こんなところによく建てたなあというピン角のビル。
そして、私がいちばんおもしろ~!と思ったのがこれです。
塀に映った木の影と塀の向こう側に立ってる木が、
うまく重なって、まるで1本の木に見えてしまう。
これは、ご本人たちも絶品だと言ってみえました。
何気に見過ごしている街並みにも、きっと同じような
「これ、おかしい」とか「意味がわからないけど面白い」
っていうものがあるんだろうなと、街角ウォッチングで
その面白さを探してみよう・・・と思いました。
また、路上観察を名乗る独自の組織 は各地にあって、
「路上観察学会」の存在は、
遠くは海外でもその名称が知れ渡っているということでした。
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私、赤瀬川さんが先生だった学校に通っていました。思いっきり左よりの学校でした。
南伸坊さんはちょっと先輩で、今でも親交があります。
東京時代の懐かしい人たちです。
by コウメイ (2009-11-15 21:00)
そうなんですね。
このお二人、とても気が合うようで、楽しい対談でした。
路上観察っていってこの方たちが、
列をなして写真撮りまくってのを想像すると・・・
これまた、おもしろい光景ですね。
コウメイさんの輝かしい東京時代の話、
また聞かせてください。
by ポワロ (2009-11-15 21:47)