デザイン・トリプレックスⅥ のシンポジウムに行ってきました。 [イベント報告]
10月22日(木)
昨日は、
デザイン・トリプレックスⅥ
日本の空間デザイン [ ディスプレイ・サイン・商環境 ]
のシンポジウム
[ 空間を作り出すイメージの世界 ] 資生堂のウィンドウディスプレイ
に行ってきました。
会場となったのは、SMBCパーク栄。
以前はジェトロの名古屋輸入車ショールーム として長くあった、栄の一等地です。
はじめて中に入りましたが、銀行という硬いイメージを払拭させるような
なかなかオープンで居心地のいいギャラリーです。
天井高も充分にとってあるので、
巨大な生のグリーンや大きなリング状の照明器具
が見事に映えています。
シンポジウムの会場の背面のパネルにも
しっかりと壁面緑化がなされています。
早く来ないと席がなくなるからねェ~
と脅されて(?)いたので、急いで出掛け
前から2列目の一番見やすいところをしっかり、GET
開演まで時間もあったので、2Fギャラリーで3団体の受賞作品を
じっくりと鑑賞。
さて、シンポジウムですが・・・。
お話されたのは、
資生堂のクリエイティブディレクター、檜原 由比子さん です。
今年度のディスプレイデザイン大賞を受賞されています。
資生堂という歴史ある会社のインハウスデザイナーとして、
資生堂という会社の姿勢、そのディスプレイの歴史から
ご自分のデザインの手法・こだわり・・・などを
約1時間半ほど語ってくださいました。
(資生堂について、おもしろい記事を見つけました。
ご参考まで。)
その中で私が感銘を受けたのは・・・
●資生堂の会社の理念として、初代社長 福原信三のことば
「商品でもってすべてを語らしめよ」
「すべてのものはリッチでなければならない」
この場合のリッチは心の、精神的なリッチのことです。
●「花椿マーク」に会社の良心を表す
100年の歴史のある会社の原点だということ。
(ずっとマークは変わっていません。)
●檜原さんの個人の考え方として
「いつか何かの役に立つ」
●デザイン手法として
「キーワード(わかりやすい言葉)からイメージを作り出す」
●企業デザイナーとして
「メッセージをデザインに込め、見えない種をまき続ける
・・・ことがデザインの使命だと考える」
非常に共感できるお話でした。
特に、「いつか何かの役に立つ」・・・は
私自身もいつも思って行動していることなので、
とても嬉しく思いました。
講演後、名刺を交換させていただいて、
少しお話もしました。
私とそんなに年齢も変わらない(少しだけ檜原さんの方がお姉さんです)
ので、育ってきた時代背景も近く、
なのに、この差はなんなんだ!!!
気を取り直して・・・
自分のやり方で私も前に進んで行こうと思います。
ところで、知ってましたか?
鳥の求愛行動を学術用語で
「 display=ディスプレイ 」
というんだそうです。
また、ひとつ「 学び 」ました。
ある日のポワロ16(サイドバー)が更新されました。
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昨日は、
デザイン・トリプレックスⅥ
日本の空間デザイン [ ディスプレイ・サイン・商環境 ]
のシンポジウム
[ 空間を作り出すイメージの世界 ] 資生堂のウィンドウディスプレイ
に行ってきました。
会場となったのは、SMBCパーク栄。
以前はジェトロの名古屋輸入車ショールーム として長くあった、栄の一等地です。
はじめて中に入りましたが、銀行という硬いイメージを払拭させるような
なかなかオープンで居心地のいいギャラリーです。
天井高も充分にとってあるので、
巨大な生のグリーンや大きなリング状の照明器具
が見事に映えています。
シンポジウムの会場の背面のパネルにも
しっかりと壁面緑化がなされています。
早く来ないと席がなくなるからねェ~
と脅されて(?)いたので、急いで出掛け
前から2列目の一番見やすいところをしっかり、GET
開演まで時間もあったので、2Fギャラリーで3団体の受賞作品を
じっくりと鑑賞。
さて、シンポジウムですが・・・。
お話されたのは、
資生堂のクリエイティブディレクター、檜原 由比子さん です。
今年度のディスプレイデザイン大賞を受賞されています。
資生堂という歴史ある会社のインハウスデザイナーとして、
資生堂という会社の姿勢、そのディスプレイの歴史から
ご自分のデザインの手法・こだわり・・・などを
約1時間半ほど語ってくださいました。
(資生堂について、おもしろい記事を見つけました。
ご参考まで。)
その中で私が感銘を受けたのは・・・
●資生堂の会社の理念として、初代社長 福原信三のことば
「商品でもってすべてを語らしめよ」
「すべてのものはリッチでなければならない」
この場合のリッチは心の、精神的なリッチのことです。
●「花椿マーク」に会社の良心を表す
100年の歴史のある会社の原点だということ。
(ずっとマークは変わっていません。)
●檜原さんの個人の考え方として
「いつか何かの役に立つ」
●デザイン手法として
「キーワード(わかりやすい言葉)からイメージを作り出す」
●企業デザイナーとして
「メッセージをデザインに込め、見えない種をまき続ける
・・・ことがデザインの使命だと考える」
非常に共感できるお話でした。
特に、「いつか何かの役に立つ」・・・は
私自身もいつも思って行動していることなので、
とても嬉しく思いました。
講演後、名刺を交換させていただいて、
少しお話もしました。
私とそんなに年齢も変わらない(少しだけ檜原さんの方がお姉さんです)
ので、育ってきた時代背景も近く、
なのに、この差はなんなんだ!!!
気を取り直して・・・
自分のやり方で私も前に進んで行こうと思います。
ところで、知ってましたか?
鳥の求愛行動を学術用語で
「 display=ディスプレイ 」
というんだそうです。
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刺激や学びの多いイベントだったんですねー
天井高いの大好きです、気持ちいいですよね。
“キーワードからイメージをつくる”
“メッセージをデザインに込め、見えない種をまき続ける(ことがデザインの使命)”
うーん、大事なところだ!
by greenbee (2009-10-23 11:53)
greenbee さん。
いつもあたたかいコメントありがとうございます。
こうして、いろんなシンポや講演会を聞きに行ける
のはとてもそれ自体恵まれていると思っています。
だから、自分なりにその都度、まとめておきたいと
思ってます。
by ポワロ (2009-10-23 13:05)